サブタイトル原題:Guy for this ソウルぽっくなったジミー
プロボノに精を出すキムウェクスラー。
プロボノってのは専門家の無償奉仕活動。
お金のない人の弁護をするとか。
メサヴェルデのおかげでプロボノ活動できるキム。
キムは、メサヴェルデがコールセンターとして取得予定の地所立ち退き交渉という
厄介な仕事が待ちうけていた。
地所の立ち退きに赴くが、ただひとりの男だけは立ち退きを頑なに拒む。
男は土地の時効取得を主張しキムがあれこれ提案をするも…。
一方、ナチョに拉致されたソウル。
連行された倉庫にはラロがいた。
どうやら「法律相談」だ。
警察に捕まっているドミンゴ(クレイジーエイト)の件。
ラロ「口が回るんだってな トゥコから聞いている」
ドミンゴを使った計画を持ちかけられた。何をするのだろうか。
ソウルはラロからドミンゴへの連絡役に。
ソウル「私のとばし携帯持っている連中がムショにいるだろ それで直接話せ」
というもダメ。
金をふっかけてみるも、ラロ金額に即諾。
金を数え始め手間賃まで乗せてソウルにわたす。
結局、計画の連絡役を請け負ったソウル。
そして、言葉巧みにハンク=シュレイダーとゴメスに取引をもちかけるソウル。
ハンク「So All Good man だって?」
ガス VS ラロ
ラロはドミンゴにデッド・ドロップの場所を吐かせるように指示した。
はなしに乗るDEAコンビ。
だがそのデッド・ドロップとは、
ガス=フリングの縄張りのデッド・ドロップ。
そこにDEAを誘導しようとしているのだった。
デッド・ドロップってのはドラックディーラーの金の受け渡し場所だろう。
ブレイキングバッドでマイク=エルマントラウトさんが、ジェシー=ピンクマンを連れて
人気のないへんてこりんな場所から金を回収していたシーンがあった。
一方、ソウルの口八丁手八丁で「情報屋クレイジーエイト」が誕生した。
ラロに「ようやるわ」といわれるソウル。
ソウル「チクリ屋というやつらがでてくるだろうがそうじゃない」「依頼人を死なせたくない」
ラロの計画を知るナチョ。
その計画をガスに漏らすナチョ。
ナチョの二重スパイ。
親父さんを人質にとられてやむなし。
感想とか
スリッピング・ジミーからまた一歩、「クリミナルロイヤー」ソウル=グッドマンに歩みをすすめる。
ブレイキングバッドのときのドミンゴはすっかりごろつきになっていたけど、変節があったんだろう。
BBシリーズでは、制作陣が単なるワンエピソードの使い捨てキャラのはずなのに、
キャストの演技から、さらに当該キャラに味付け後付けエピソードを盛り込むというのはよくある。
クレイジーエイトがそんな感じ。
ジェシー=ピンクマンもそうだし、マイク=エルマントラウトさんも
ソウルはラロの「法律相談」を断る口述として、けっこうな金を提示したが、
あっさり支払われてしまった。
ブレイキングバッド、シーズン2エピソード8のソウルは
「D.B.クーパーみたい」なホワイト先生の「オプション 別の選択肢」の見返り高額報酬の提案に対し
「よくわからんやつから高額の金はうけとらない 通報するぞ」と言っていた。
おそらくラロで痛い目をみた、いやこれからみる。
高額報酬払うやつは悪くて危ないやつ。
キムにはソウルグッドマン事務所史上で1日あたり最高の報酬額だと吹いていたが。
Saul
Oh No,No,No, It wasn’t Me !
It was Ignacio !
おいやめてくれ、それはわたしじゃない!
それはイグナシオだ!
〜ブレイキングバッド シーズン2エピソード8より〜
ナチョはこれからもラロ、ガス双方で汚れ仕事を命じられるのだろう。
本エピソードでもお父さんから足を洗えといわれるも、
実は父を人質にされている以上やめることはできないだろう。
街から出ていってもらおうと工作するも失敗。
これは悲劇の予感。
ハンクとゴメスのコンビがここで出てくるとは思わなかった。
ハンクやっぱり暑苦しいやつだな。
すさむキム、マイク。
キムについては後のエピソードで法廷で対決することになるようなサブタイトルがある。
やっぱりキムと決別するようなことになってしまったのだろうか。
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