ガジェット

プロジェクト失敗? Park & Diamond: Foldable Bike Helmet 帽子みたいな自転車用ヘルメット

Indiegogoの自転車用ヘルメット

ミニベロにときどき乗る。

僕にとって10kmぐらいの距離は長めの距離になる。

長めの距離だからってのも変なのだが、保護具はいるよなと。自転車にのるにはヘルメットが必要だと。

僕のイメージでは、最近の自転車用ヘルメットデザインは、アーモンドの粒を半分にしたバシッとしたやつで、

空力特性考えてあるぞみたいな溝ほってあるやつ。

僕自身は、あのデザイン的は、自転車のってますアイコンを表現するのは憚れる。

もうちょっとそれらしくない自転車用ヘルメットを探し始めた。

野球帽みたいなやつないのかな。

たしかにあるけど、もっと面白いやつないかな

クラウドファンディング案件でみつけたもの

ほうぼう物色の上、Indiegogoで自転車乗りを意識させない、帽子みたいなヘルメット案件があった。

Park & Diamond: Foldable Bike Helmet | Indiegogo
Park & Diamond: Foldable Bike Helmet | Indiegogo

Created by ex-SpaceX engineers. Looks & feels like a baseball cap. Safe as a traditional h | Check o ...

続きを見る

ヘルメットのスキンを変えることができる。

スキン、要はヘルメットの見た目を変えることができる。

スキンの変更は色変更のみ。材質の変更はできない。

また、スキン変更はオプション扱いの案件だ。

このメットは小さな通気孔がいっぱいついているため、

一般的な自転車ヘルメットと比べて頭の蒸れも抑えることができるだろう。

プロジェクトが遅延しはじめた

2019年上半期には届けるとプロジェクト更新メールが。

よし待ってやろう。

その後、しばらくしてからプロジェクト遅延のお知らせがやってきた。

下半期にまでずれるという。

つづいて、2019年10月ごろに届ける。と

プロジェクトの主はそのように追加の連絡をよこしてきた。

だが、10月。

おそらく北米などの上半球に出資者が多いのだろう。

自転車に乗るには快適とはいいがたい季節になる地域が現れる。

その時期に帽子がやってくることを知った出資者たち。

その感想をほんの少し抜粋する。

俺のサマーバカンスをかえせ。

自転車乗る季節じゃないだろ。

僕は北半球に住んでいるんだ、南半球で自転車のるわけじゃないぞ

出資者の苛立ちがIndiegogoのコメント欄からわきあがり始めるのだった。

そして長めのEメールがやってきた

その後、しばらくプロジェクト更新情報等はなかった。

2019年11月、プロジェクト更新通知のメールがやってきた。

メール本文をみると、眉毛の濃い男が現れて驚いた。

あっち系の出会い系か?(ちなみに向こうでは、Datingっていうらしい)

このYoutubeの埋め込みビューワーで現れた眉毛濃男、

どうやら、プロジェクトの主導者らしい。

メールの出だしから不穏

This is not an easy update, which is why I want to tell you in-person:

早速雲行きがあやしい。安からぬお知らせだって

遅れるわ

Unfortunately, our supply chain struggles, as well as the developing and fine-tuning of our helmet and production process has required additional time and diligence for repeated tests and retests for our current helmet design.

  • サプライチェーンに問題
  • ヘルメットの生産に時間かかる
  • ヘルメットのテスト、デザインの見直し

今の段階でこんなこといわれてても

We have backers in over 150 countries, and we believe it’s OUR RESPONSIBILITY to test every helmet design iteration and make sure our design surpasses the multitude of global safety standards. Fact is, during this journey, we never imagined we would experience as many vendor and material changes, which would also cause additional process and design modifications. BUT I ASSURE YOU, WE’RE ON IT!

拙訳:

150カ国ぐらいのバッカーがいるんだ。

いろんな国のレギュレーションに対応するのに、材料やメットデザインの見直しに迫られる。

ベンダーとの折衝、仕様変更…これほどあるとは…想像してなかったわ。

でも、君等には伝えておこう、真摯に取り組んでいると。

ユアセーフティが大事

And during this entire time, we have NEVER COMPROMISED from our SAFETY-FIRST MISSION. First and foremost, this is a safety product and we believe YOUR SAFETY is worth this extra time.

  • セーフティファースト、これを妥協はできない
  • 安全用具だろ、中途半端なものをつくったら元も子もないでしょ
  • ちょっとぐらい待ってもいいでしょ

主催者の知り合いだったか、親類が自転車事故に遭ったことがこのプロジェクトのきっかけのはず

そのきもちはわかる。

ヘルメットに安全規格はあるよね

We know we haven’t been great communicating all of this, but whenever there is a vendor change, a change of materials, a design, or process change, we are obligated to thoroughly test our helmet design to the various global safety regulations (US, EU, AUS/NZ and all others) as well as our own stringent internal standards. This safety testing includes destructive impact testing, environmental testing (i.e. high/low temperatures), strap strength testing, helmet roll-off testing and additional tests (e.g. folding fatigue testing, material adhesion and stitching tests) well beyond the standard regulations This very necessary process has required we hand-produce new production samples to take on these strict battery of tests. As I mentioned, YOUR SAFETY comes first and testing is necessary, which also requires a little more time to produce new prototypes, ship to and from independent safety test labs and our HQ.

ヘルメットはさまざまな安全規格がある。

アメリカ、欧州、オセアニア圏のレギュレーションとかいろいろ対応しなくちゃね。

テスト大変。

ヘルメットの材料変更やら改善すると、

その都度第三者テスト機関に試作品送らなきゃならんし。

だがそれは僕のような素人目にも、開発するまえからわかっておかなければならないもの、ではないだろうか。

手許に届く目処

As part of our commitment to greater transparency, we want to share these critical details so you will be assured, that Park & Diamond is COMMITTED TO SAFETY FIRST. And all along the way, our helmet design has continued to pass third party independent safety testing.

Since most of you have asked, “When will I get my helmet?”, let’s discuss delivery timing…

As long as we remain on track with our current vendors and testing schedule, we expect to begin delivery (or shipping?) by the end of December. We will send the delivery process, schedule and quantity breakouts in a few weeks. But being honest, there is also a chance we could get one more slight delay because of the December holidays, New Years, and Chinese New Year, which could push delivery to the end of January. We really want to best manage your expectations from here on.

拙訳:

君らの安全第一を思うがため、出荷が遅れているのだ。

結局12月末ぐらいに、お届けできるか出荷じゃないかと考えている。

出荷状況については今後、お知らせはするよ。

だけど正直なところ、ひょっとするともう少し遅れるんだよな。

12月ってホリデーシーズンだろ。荷物あふれかえるじゃん。

あと、新年と、中国の正月あるから1月ぐらいにまで、ずれこむわ。

これでだいたいわかったろ?

安全、画期的自転車ヘルメットをお手元に!

Finally, my co-founder Jordan and I want to say how much we appreciate your unwavering support and patience, and as we continue our production validation, we ask for a little more time knowing we are highly committed and focused to meet all global safety regulations and deliver you the SAFEST and MOST BREAKTHROUGH BIKE HELMET.

様々な安全規格にコミットし、安全をあなたにお届けする

安全の殻をぶちやぶる、なにかをブレイクスルーヘルメットにみえてしまった。

頭の安全第一

意思は伝えた あとは簡単だ

Thank you for this great opportunity…WE PROMISE, PARK & DIAMOND WILL DELIVER FOR YOU!

必ず絶対届ける!約束する。

Drone Zanoを思い出す

プロジェクトがうまくいかなくなるのは本当に理由がある場合や、はなから完成させるつもりがない場合。

このプロジェクトは前者と思いたい。

製品コンセプトが良いし、実現してほしい。

あくまでクラウドファンディングは、プロジェクトを出資という形で応援するもの。

プロジェクトの成功・失敗はつきものだ。

モノをつくるのにはアイディアだけや熱意だけではどうしようもない場合もあると思う。

僕はそれほど、ボコスカ、ボコスカとクラウドファンディングに戦力投入してはいないが、

失敗プロジェクトも経験させてもらった。

KickstarterのZanoというプロジェクトをご存知だろうか。

Zanoはかなり大型の破綻案件となってしまったのでご記憶の方結構な数、いらっしゃるのでは。

実際に出資して、ふざけんなとなった方も。

ペケイオ
出資しましたよ、ふざけんな

Zanoは詐欺ではない、オペレーションをミスったとかなんとかと

事実と考察を広げた超長い英文コラムがある。

けど、またこれは別に紹介する。

まとめ

モノをつくるというのは一筋縄ではいかない。

平凡な感想でおしまい。

「下町ロケット」とか、「陸王」ちょっとみただけ、またどこかで見てみよう。

-ガジェット

© 2020 トキドキ